生活雑貨から食品までシンプルで質の高い暮らしを提案する無印良品。

今回のモデルハウスはそんな無地良品の建築・空間設計を手がける〈良品計画 空間設計部〉が間取りを監修しました。

既存の間取りは隣接する和室を含めると約27帖と広めのＬＤＫでしたが、壁と建具で間仕切られ、その広さを感じることができませんでした。

そこで壁を撤去しＬＤＫを拡張。リビングの隣には個室の和室では無く畳コーナーを設け、大空間を実現しました。

また、リビングドアを設けず、玄関からLDKまでをゆるやかにつなげることで、光と風がよく抜ける、明るく開放的な空間となりました。

ウォークスルーのできるキッチンと洗面室の間には可動棚を設置。

パントリーや収納として利用でき、リビングからは見えない位置にゴミ箱を置くことが可能です。

洋室１は部屋の中心を構造躯体の梁が走り、圧迫感があったため、間仕切り壁を移設。

梁を境とし居室空間と収納空間を間仕切りました。

無印良品のカップボードや造作の洗面化粧台は家具と調和し、ナチュラルな住まいへと生まれ変わりました。

無印良品の商品が合うオークと白を基調としたシンプルな内装は、住まい手の色の個性に寄り添い、自由に色付けできる余白を備えています。